しあわせのおすそわけ。

自分らしいライフスタイルのつくり方

先日、いすみ市内にある国吉神社にて「祝言市」が開催されました。

国吉神社にて開催される結婚式に合わせて開催された地域のマルシェ。今回は、いすみ市地域おこし協力隊の卒業生でもあり、Hunt+のオーナー夫妻の結婚式に合わせて開催されたこともあり、ゆかりのある方々がたくさん出店されました。地域の方も大勢駆けつけ「おめでとう!」の声があちこちから聞こえる、なんともいい雰囲気。お天気もよかったので、地域あげてのお祝いになりました。

なんのご縁かいすみ市にやってきて、ここでパートナーと出会い、地域に根を下ろしていく。なんとも素敵なストーリー。

実は、今回のように移住先でパートナーと出会うケース、少なくないんですよ。

私もそのひとりなんですが、でも、ほんと、東京を離れる時、若者が少ない地方に行ったらきっと、出会いも少ないんだろうなと 実は、かなり覚悟の上で移住しました。

パートナーを見つけることよりも、自分のやりたいことをしよう、と、自分に言い聞かせながらも夫婦や家族で移住してくる人たちが羨ましくて仕方がなかった。

20代だった私からすると、30代、40代の先輩方と一緒に過ごす時間は楽しくもどこか緊張してしまうし、やっぱり単身移住者。感覚的にわからないことも当然あってなんだかいつも気をつかっていたような気がします。

だから同年代の独身の友人に出会えた時は本当にうれしかった。

東京で暮らしていた時のように飲み屋を何件もはしごして朝まで飲んでみたいなことはできないけれど、毎晩のように誰かの家に行っては一緒にご飯を食べてワイワイ過ごしていました。

そんな時間を過ごすうちに、シェアハウスっていいんじゃない?と、星空の家のアイデアが生まれて、住んだこともないのにシェアハウスをはじめてみたら、ここを拠点に本当にたくさんの人が来てくれた。「どこかに良いパートナーいないかなぁ」なんていいながら。

でも、そんなことを言いながらもみんな自分の好きなこと、やりたいことをめいいっぱい楽しんでいて。気づくとそれぞれ自分にピッタリなパートナーが現れていた。

あの時一緒に食卓を囲っていた友人たちは、家族ができたり、新しいステージに移って自分で場所をもっていたり、今ではなかなか合う機会も減ってしまったけれど、それぞれ地域に根を下ろしながら、次の世代に残していきたいことをしっかりと繋いでいる。

こんな展開になるなんて、あの時の誰一人として想像もしていなかったけれど、結果オーライ。

打算的なことはなにもなく(年収とか仕事とか、そんなスペックで相手をみないからなのかな。)本当にみな、良いパートナーに出会ったなぁと思います。

振り返ってみたら、自分もそうだったけれど、相手を探すよりもまずは自分を知ることが大事だったんですね。自分が楽しいこと、好きなこと、それに夢中になってみたら、それにピッタリ合う人が現れるんだと。人生なんでもタイミング。その時が来れば自然に進むこともあるものです。

まぁ、でも、自分にあったパートナーと出会うことと、いい関係性を続けていくのは、また違った話なのだけど。時代が変われば人も、価値観も変わる。それは仕方が無いことだからこそ、よい関係性で有り続ける努力はしたいよね。お互いにちゃんと向き合って。

今回の祝言市を見ていて、改めていろんなことを考えてしまいました。

でも、おめでたいことはいいね。みんな幸せな気持ちになりました!

おめでとう! 末永くお幸せに。

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