チーム力とは。

ビジネスとボランティアのあいだ

先日、年に一度の大きなイベント「くらしずく」が開催されました。今年は、お天気にも恵まれ、2日間で、過去最高の来場者数! ほんと、たくさんに方にご来場頂いて、かつ、楽しんで頂けてよかった。

こちらのクラフトマーケット、実は、私、2018年から実行委員として運営に関わっています。

きっかけは移住当時からお世話になっている人に第1回2017年に、「ちょっと手伝いに来ない?」と声をかけられたことでした。元々、裏方で動くのが好きだので、遊びに行きがてらお手伝いができたら、と思っての参加。当日の受付スタッフを担当しました。

翌年から、もっとじっくり関わってくれないかと誘われ、実行委員の会議にも参加するように。

ゼロから立ち上げたイベントのため、まだまだ手探りのことも多かった当時。大先輩方に囲まれ、私が役立てることはあるんだろうか、と、最初は戸惑いつつも、勉強をさせてもらうつもりで参加しているうちに、自分が求められている役割が見えてきました。

全体の統括とスケジュール管理、細かな調整役。その役割を担う人がいないのでは?それならば、様々なイベントに関わってきた経験から私のスキルが役に立つ。

そのことに気がついてから、本当に動きやすくなりました。そして、私自身もようやく実行委員としてのやりがいを感じられるようになりました。

チームには必要な能力と人員が必要なんですね。自分と同じタイプの人ばかり集まってもうまく進まない。本当に必要な役割を担えるスキルを持った人を最小限集めることが実は大事だったんです。

振り返ってみれば会社員だったころ、最初の会社では営業か営業アシスタントしかいなかったので、基本的に私の周りにいる人は同じタイプの人ばかりでした。転職したPR会社でも、ほぼタイプが一緒の人ばかり。そのため、チーム編成の大切さをあまり実感できなかったんだろうな。

移住してゼロからイチをつくることを経験していくうちに、今、本当に必要なスキルを見極めて、それを持っている人をプロジェクトメンバーに加えること大切さを知っていたのかもしれません。

そういえば、シェアハウスを立ち上げた時、そこまで深く考えていた訳ではないけれど、今の自分にはないけれど、あればもっとシェアハウスがおもしろくなるスキルを持った人を巻き込みたい。そんなことを強く思っていたっけ。自分とは違うタイプの人を求めたことは、今までの仕事の中でほとんどなかったけれど、あの時は、自分の目標や理想とすることを形にするためには、それが最適解だと思っていたのかもしれません。

そんな思いから見つけた最初の住人さんが、今の夫とは、なんとも不思議なご縁です。

2019年のワールドカップをきっかけにすっかりハマってしまったラグビー。何が私を惹きつけかのかと考えると、それぞれ明確な役割があって、それぞれ求められるスキルが違うというところが、私の興味関心ごととリンクしていたからかもと、思ってしまいます。

今年の「くらしずく」が終わってほっと一息。またすぐ来年に向けて動き出します。今年もたくさんの人に支えられて開催できて、色々な振り返りもしつつ、さ、今後に向けて必要な役割はなんだろう。

広報とか、PRとか、できる人が加わってくれるといいなぁ。

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