「星空の小さな図書館」をはじめた理由

ローカルワーク

今日もいい天気になりましたね。太陽がこんなにも出ていると本当にあったかい。

でも、朝晩の冷え込みはまだまだ厳しい! 今朝も凍ってましたね。我が家は洗濯機が外にあるので、今の季節、朝一番に洗濯をしようと思っても凍っていて水が出ない。もう慣れたけれど、早くあったかくなってほしいなぁ。

さて、今日から『星空の小さな図書館』を再開しました。 少しながい年始休暇を頂いていましたが(毎年、株主総会があるので長くお休みを頂いているのです)今日は再開を楽しみにしていた多くの方が来てくださいました。 

また、年末年始に一旦お休みしていた『い鉄ブックス』の本の受取も再開。本日もたくさんの本が届きました。

最近では、『い鉄ブックス』をきっかけに来館してくださる方も増え、ずいぶんと賑やかになってきたかな。いろんなきっかけでここを知り、わざわざやってきてくれるのはうれしいものです。

実は、この図書館を始めようと考えていた時、(かれこれ8年前!?)個人図書館が成り立つものかと、思い悩んだことがありました。個人の趣味の延長のような場所が果たして続けていけるものか、そもそも、改装費を回収できるのか。

その時は、こんなことを考えて、図書館をはじめることを決めたっけ。

図書館をはじめるにあたって、一番頭を抱えたのが、管理・運営についてでした。納屋を改装するにしてもお金がかかる。
その費用を、さて、どこから捻出しよう。
オープン後に何かしらの利益を出さなければ、費用の回収ができない。

利益を生む何か。はたして「図書館」で利益をだせるものかと。

かといって、カフェや雑貨をメインにして、ここを運営するのか、というと、なんだかちょっと違う。
ずっとこの答えを見つけることができず、もやもやしました。

よし、発想を変えよう。現実的に考えて、今の自分のできる予算内で無理なくどこまでできるのか考えました。

幸い、東京で働いていたときの貯えがある。あ、そういえば、最初の会社の退職金があった。
(省略)

28歳になったとき、改めて自分のこれからを考えて、いなか暮らしを決めたのは、使わずにとっておいたものを使おうと、決意したからというのも大きなところ。

仕事はなくてもまずは1年暮らしてみようと思ったものの、ご縁があってすぐに仕事に就けて、結局はほぼ手つかず。
星空の家をはじめようと思った時も同じことを考えたけれど、これも結局大きな損失もなく、みなさまのおかげで軌道に乗りつつあります。

よし、そっか。じゃあこれで図書館をつくろう。

費用の回収云々よりも、これは自分への投資と割り切ろうと。

ある人にとっては、海外に留学することかもしれない。
ある人にとっては、世界を旅することかもしれない。
ある人にとっては、新しい車を買うことかもしれないし、家を買う頭金とか、結婚資金かもしれない。

自分で働いて貯めたお金を、じゃあ、何に使おうと思ったときに、この図書館のためと思うと、なんだか自然と腑に落ちました。
(省略)

投資した分、直接戻ってくることはなくても回りまわって新しいご縁をつないでくれるならば、それでもいいかなぁ。

お金を生んでくれる別な新しい仕事とか運んでくれるとうれしいなぁなんて思うけど(笑)

私が図書館をはじめた理由 その2(2014-11-09)

あの当時は、図書館をきっかけに、い鉄ブックスはじめ様々なことが形になっていくなんて思いもしていなかったけれど、投資した分、回りまわって色々な事業がうまれました。ほんと、ビックリ。

「お客さんがこなかったら私の書斎にするからいいや」なんていっていたけれど、その必要はしばらくなさそうです。

すっかり日が暮れた図書館で、今日も1日楽しかったな、なんて思いながら、図書館はじめてよかったな、といつも思っています。

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