ここ最近、視察のお問合せが増えてきました。
実はコロナ前までは、毎週のように、何かしらの視察の受入をしていました。
視察の目的は、様々。
「空き家を活用したい」「シェアハウスの運営に興味がある」「人が集まる拠点をつくりたい」「リノベーションに興味がある」「図書館をはじめたい」「子どもたちの体験、学びの場に興味がある」などなど。
企業さんから、まちづくり団体、自治体の職員さんまで、本当に多くの方がいらっしゃいました。
事業が多岐に渡るので、皆さんが興味を持つ幅も本当に多く、リクエストにお応えしながら、最適な視察内容を毎回提案していたため、受入をするこちらも大変でしたが、新しい人との出会いがある度に、私も新しい発見があり、刺激をいつももらっていました。
詳しくはWEBサイトにて紹介していますので、気になる方はお気軽にお問合せくださいね。
そんな中、先日、奈良県からお客様が視察に来られました。
本を活用した取り組みを自分たちが暮らす地域でもできないか、と、い鉄ブックスと図書館の運営について話を聞きにきてくれたのです。
どんな方々が来られるのかな、と、お名前を見て、びっくり!
8年ほど前に、イベントでトークセッションをご一緒させて頂いた方の名前があったのです。
当時の私は、シェアハウスをはじめてまだ3年目。会社を立ち上げる前で、ゲストとしてお声がけ頂いたものの、上手に話ができるのかドキドキ。既に様々なことに取り組まれている方に混じって、大変恐縮して臨んだ、そんな、イベントでした。
ご一緒した方々のお話は、とても刺激的で、いすみでもできるかな、こんなところがあったらいいな、と、もはや、参加者のような気持ちで聞いてしましました。私もがんばらなきゃ!と、多くの刺激をもらったことは、今でもよく覚えています。
「いつか遊びに行きますね」と、言ったものの、月日は流れていき。SNSから流れてくる活躍されている姿を見ては、いつかまたお会いしたい、と思っていました。
まさか、今、このタイミングで再会ができるとは!
お互いに、あの時とは状況が変わってはいるものの、今だからこそ、お話ができたことも多く、とても有意義な時間になりました。
シェアハウスや図書館が地域に果たす役割とか、本を活用することの意義とか、実際にやってきたからこそわかること。 自分の経験が、誰かの新しい挑戦を後押しできるならば、こんなにもうれしいことはない。
いろんなことがあるけれど、続けているとこんなうれしい再会もあるんですね。それぞれ信じた道を進んだ先で次のステージに上がっていて、そこでまた一緒にできることがうまれている。
年を重ね、見えてくる世界もどんどん変わっていく。
根っこをおろしつつも、ちゃんと上に上に伸びていけば、視野って広がっていくのかもしれませんね。そんなことを再認識する機会になりました。