本屋と図書館と、ブックマーケット

ローカルワーク

3三星千絵|房総いすみでローカルに暮らし働く。2019/01/18 22:26

今日は、冷たい風が吹く1日でしたね。ポカポカ陽気だったので、たまっていた洗濯物を干したのですが、風で飛ばされて大変でした。

さて、突然ですが、皆さんは、最近本を買いましたか?ある大学生に聞いてみたら「買わないし、読まない」と、そこにいた数人が同じ答えで、ちょっとびっくりしました。もはや、情報はスマホで見つける時代。本から何かを得ようという人がどうやら少なくなっているみたいです。

そういえば、町の本屋さんもずいぶんと減りました。私の地元も、今住んでいる町も昔ながらの本屋さんが次々と姿を消しました。もはや新規出店は大型書店ばかりです。

今はとても便利になったので、ほしい本はネットで買うことができるようになりました。注文した翌日に手元に届いてしまうこともしばしば。

1冊注文するとサイト上には「あなたにオススメ」と、AIが自動選択したオススメの本がずらりとならび、クリックするとまた新しいオススメの本がでてくる。なんだか便利というか、賢いというか。これはこれで、いいのだけれど、なんだか物足りなさを感じるときがあるのです。

そう、なんだか味気なくてムダがない。

私は定期的に本屋さんに行くのですが、いつも宝探しみたいでワクワクします。本って、ただ文字や写真で情報が載っているだけではないと思うのです。大きさや紙の質感。持った時の感触。すべてあわさっての「本」。ネットの世界にはない感覚。なんだかそれがおもいろいと思うのです。

そして、本屋に行くと、本の並びやオススメコメントから書店員の方の想いも伝わってくる。AIによって人工的につくられたオススメではなくて、人の想いが伝わってくるオススメがある。なんだかそれが良くて私は本屋さんが好きなのです。

今、本屋はずいぶんと減りました。「偶然の出会い」ができる本屋が減ってきてしまっている。なんだか寂しいことです。

でも、なければつくってしまえばいいんじゃな?という声から、最近ではブックマーケットや古本市が増えてきたような気がします。

星空の小さな図書館内でも定期的に古本市を開催しているのですが、いつもとても好評です。

1月末には、とてもすてきなブックマーケットが開催されるのでとても楽しみ。星空の小さな図書館も移動図書館として出店しますよ。

本屋さんの、思いが伝わる本屋さん。これからは、きっとそんな個性あふれる本屋が増えていくのではないでしょうか。

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