いつもと違った角度で見てみよう。

ローカルワーク

久しぶりに晴れました。

寒さもつらいけれど、晴れないのはもっとつらい。外が暗いってこんなにも気分を落ち込ませるんですね。早く晴れてほしいな、と、そればかり思っていたこの数日。ようやく晴れてうれしいです。

ずっとデスクワークばかりをしていたので、今日はやることをして外へ出よう!

と、いうことで、シェアハウスの池の周りを手入れ。伸び切ってしまった植木を剪定、竹を切り、雑草をちょきちょき。落ち葉をはいたらずいぶんとすっきりしました。適度に体も動かせて大満足。

歩きやすくなった高台で、ほっと一息。ぐるっと景色を眺めてみたらいつも見ている場所なのに、なんだか違ってみました。あ、こんなにも広かったんだ。視点が変わっただけなのにね。こんなにも見え方が変わるとは驚きです。

そういえば、ちょうどこの前、同じような経験がありました。

今、有志で【いすみローカル経済レポートをつくろう!】というプロジェクトが進んでいます。私は事務局としてお手伝いしているのですが、毎週みんなで集まって、いすみエリアの地域経済の実態を調べています。

先日は、まずは(食料品)という切り口から地域を見てみようということで、よくいくお店をピックアップ。地域の様々なお店の名前をあげていったのですが、同じいすみ市内に住んでいてもいつも利用するお店がこんなにも違うことにびっくり! できたばかりのお店の情報なども出てきて、なんだかグルメ情報の交換会のようで楽しかった。

移住してからというもの「買い物は応援」という意識で、買い物ひとつとっても、どこで、どんなものを買うのか考えることが増えました。がんばっている人を応援したい、なくなったら困るから定期的に利用する、そんな事を考えると自然と地域経済も身近なことに思えてきます。もちろん、自分が利用するだけではなく、地元でどのくらい雇用がうまれているのかも大事な要素。自分の「買い物」が巡り巡って地域と地域の誰かを支えている。そう思うと、ちょっとだけ意識も変わるような気がしませんか。

もちろん、都会に比べるとお店は少ないので、買い物の選択肢は少ないけれど、正直不自由はない。むしろ、多彩なお店が多いので、移住前よりも充実した食生活を送っているような気がします。パン屋も多いし、素敵なカフェもあるしね。

ちなみに、私が日常的に利用するお気に入りのお店は、地元のローカルスーパー『スーパーランド』。珍しい商品も多く、POPも個性的で、お店がとってもにぎやか。肉も千葉県産のものが多いし、なんといっても魚が新鮮でおいしい。お刺身はかなりおすすめです。日々のお買い物の定番のお店です。

プロジェクトの参加メンバーは移住者が多いのですが、参加されていた地元の方にもお話も聞いてみると、全く違うお店の名前が出てきました。知らないお店もいっぱい。同じ街で暮らしているのに、こんなにも見ているものが違ったとは驚きです。色々な人の意見ってやっぱり大事。そんなことに改めて気付かされました。

そういえば、先日もお散歩をしていた時、なんとなく「今日は違う道を行ってみようかな」と、行った先で、ばったり友人と出会ったっけ。ちょうど連絡しなきゃいけないことがあって、メールしようかなと思っていただけに、こんな偶然の出会いにビックリ。お互いの近況報告もできてなんだかいい時間になりました。

『何かに行き詰まった時、視点を変えてみてみるといいよ』と、かつてお世話になった上司に言われたっけ。

変わらない日々の習慣も大事だけど、たまには、いつもと違うことに目を向けてみると、新しい発見と可能性に出会えるのかもしれませんね。

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