コミュニティで支え合うこと。

ローカルワーク

毎日、本当に暑くなりました。8月に入ってやっと梅雨明けをしたけれど、次は猛暑。昔は、夏とはいえ、もう少し穏やかな夏だったような気がするのだけど、ここ数年の暑さはかなり厳しい。極端すぎる感じ。これからどうなっていっちゃうんでしょう。

さて、そんな暑さの中、若干バテ気味なのですが、今、仲間たちと続けているある取り組みがあります。

『ナカガワお持ち帰りBOX』

完全予約制、テイクアウトのサービスです。

※truns「with コロナの知恵袋」にて紹介いただきました。

ご近所の仲間たちとこの状況の中で、何かできないかと考えスタートしたのが4月はじめのころ。毎週末になるとたくさんのイベントやマーケットが開催されていたのですが、軒並み中止に。『マーケットでの買い物』を楽しんでいた方はもちろんのこと、出店者も自分たちの販売の機会が突然なくなってしまいました。

この状況をなんとかできないか、と、友人たちに声をかけ、このサービスをはじめました。出店者は、週末のマーケットではお馴染みの方々。おにぎりや野菜、ケーキや和菓子など、様々な品が並びます。もちろん、実際の商品を見るのではなくて、ネット上で並んでいるのだけど。

それでも、毎週様々な品が並び、選べる楽しさもあることから、クチコミで広がり、多い時では、1日の予約で40組近くになることも。

とはいえ、規模を大きくすることが、目的ではありません。この厳しい状況の中、『顔の見えるつながり』を大事にしながら、お互いに支え合いたいという思いがこの企画の最初のきっかけでした。

つくり手も買い手も顔の見えるつながりがあって、少しの間だけでも『元気?最近どう?』と声をかけあえる。

小さなことかもしれないけれど、実はこれがコミュニティが育つ上で大事なことのように思います。

例えば、『今日は友人が来るからちょっと豪華なランチにしたくて』と、たくさんのカレーやデリを予約してくれたり、『友人の手土産に』と、デザートをたくさん購入してくれたり、『つくり手がわかる野菜はやっぱりうれしい』と、いつものお野菜を予約してくれたり。

『知らない人の何か』を買うのではなくて、『あの人のつくったこの商品』を買う。

それがコミュニティでつながることの、最初のきっかけなのかもしれません。

マーケットが軒並み中止になり売上が見えなかったけれど、このナカガワBOXで支えられたという出店者さんも実際いる。頑張っている人をみんなで支えることが、実は、地域が強くなる、一つの要因なのかもしれません。

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