あえての、冬休み。

ローカルライフスタイル

今日は月曜日。図書館の開館日です。「お久しぶりですね」「お変わりないですか?」と、そんな会話をする時間がとても好きです。

さて、来週から星空の小さな図書館は、1か月、冬休みをいただきます。少し長いですが、あったかい春が来るまでしばしのお休み。

図書館は、もともと納屋だった場所。元の構造を活かしてリノベーションしているのですが、実は冬はけっこう寒い。逆に夏はとっても涼しいけれど。

図書館がオープンして、初めての冬を迎えた時、本当にとっても寒くて、「暖」を取る方法を色々と試しました。

今は、灯油ストーブ二つと、七輪で練炭を使っているのですが、かなり灯油代がかさみます。この出費ちょっぴりつらい。

そこで考えたのが思い切って休みにしてしまうこと。寒さの影響で客足も鈍くなる。もともとそれほど売上が見込めないビジネスモデル。ならば、無理に開けるのではなくて、いっそお休みにして、他のことをしてもいいんじゃない?と思ったのです。

もちろん利用されている方からすると、長期の休みでご不便をかけてしまいますが、関わっている人が身を切るようなことをしてまで開ける必要はないかなと。

何事も、関わっている本人が楽しく、無理なく続けられることが、大切なんだと思うのです。

「●●しなければならない」とか「これが普通」とか、世間のものさしで測ることが、必ずしも正しいとは限らない。「選択」と「集中」という言葉があるように、私は、あえて長い冬休みをつくるという選択をしました。

お休み期間中は、普段なかなかできないことをやろうかな。蔵書の整理とか、建物のメンテナンスとか。まとまった時間ができると、色々なことができそうです。

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