月曜日のマーケット。

ビジネスとボランティアのあいだ

今日も「Ever book street」で、移動図書館として出店してきました。

月曜日の開催ということもあり、お客さんがどれくらい来るのか予想がしづらかったのですが、最初こそ少なかったもののお昼ごろから増え、想像以上の賑わいでした。

こういったマーケットは、土・日・祝日の開催が多く、月曜日の開催はほとんどありません。いや、たぶん、私が知る限りでは、はじめてかも。

フライヤーを見た多くの方に「開催は、日曜日と月曜日なの?」と聞かれました。誤植?ではないですよ。ちゃんと意図してのこの曜日。

土日に仕事をしている人もきっといるはず。週末が明けた月曜日、ちょっとゆっくり過ごしたいという人もいるはず。

そんな想いは、見事に的中し、そういった方々が多く立ち寄ってくださいました。図書館司書さんが立ち寄ってくださったときには驚き。「月曜日は公立図書館はお休みなので来れました」と。確かに。

昨日に比べ、お客さんは少なかったけれど、本好きさんがたくさん集う、いい時間になりました。

また、出店者さん同士の交流が多くみられたのもおもしろいところ。こういったマーケットは、新しいお客さまとの出会いの場だけではなく、仲間づくりの場にもなっているんですね。ここでの出会いをきっかけにお互いのお店を知るようになり、新しく取引が生まれたり、次回のイベントに誘ってもらったりと、新しいビジネスチャンスが生まれているのです。

自分で何かものづくりをはじめて、販売をしていきたいと考えたとき「まずは、何か一つイベントに出てみて、そこで一緒になった出店者さんと仲良くなってみたら?」と、アドバイスする方が多いの頷けます。

異業種交流会と名の付くものに参加するもの一つの手だけれど、いなかは、こういったマーケットがひとつの交流会になっているのかもしれません。

ただ名刺交換をするだけではわからない商品やお店の雰囲気、オーナーの人柄も、その場で見ることができるからこそ、つながり方も早くなる。

いなかはいなかのやり方で、ビジネスを広げていく術があるような気がします。

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