子どものつぶやき。

自分らしいライフスタイルのつくり方

4月になりました。

気がつくと桜もすっかり満開。新年度がはじまり、なんだかソワソワ、賑やかになってきました。

先日、約2週間開講していた星空スクール春休みクラスが終了しました。終わってみるとあっという間だったけれど、毎日、たくさんの子どもたちが参加してくれて、楽しそうに過ごしている姿を見ると、これからも続けていきたいな、と、いつも思います。

英語の劇に挑戦したり、小屋をつくったり、今回、新しいチャレンジもいっぱいしました。

※クラスレポートはこちら

《星空スクール春休みクラス:7日目イヌ小屋づくりをしよう!》
3月25日にはじまった春休みスクールもいよいよ最終日です。今日は昨日に引き続きまちづくり・いえづくりプロジェクトの第2回として「犬小屋」を作っていきます。まずは、よくあるカタチの犬小屋の設計図例をみんなで見てみました。プロの人が作るような設

子どもたちと過ごしていると毎日が発見の連続。本当に子どもの感性ってすごいなと思います。

そういえば、先日、星空の小さな図書館に数年ぶりにやってきた男の子が言ったことばに、はっとしたっけ。

以前は、頻繁に図書館に遊びにきてくれていた男の子。当時はまだ小学校に入学前で、本よりもおもちゃに興味津々で夢中で遊んでました。

その子もこの4月から小学3年生。あの時広く感じていたキッズスペースもなんだか窮屈。夢中になって遊んでいたおもちゃもなんだか小さい。子どもの成長は早いものです。

成長を感じならが、図書館で遊んでいる様子を微笑ましく見守っていた時に、ぽろっと一言。

「知らないことがあるって、おもしろいよね」

え!?  そうか、知らないことがあることっておもしろいのか!

大人になると、知らないこと=恥ずかしいこと、と思っていたけれど、そうじゃない。「知らないことを知る」って、ワクワクすることなのか。何気なくその子が言った言葉に、なんだか頭をガツンと打たれたような衝撃を受けました。

もちろん、大人として知っていた方がいいこともたくさんある。

でも、まだまだ世の中知らないことのほうが多い。知らない事を素直に認めて、それを知ろうとすることは、実は、大事だったんだ、と、気付かされたのです。

子どもの時は、そんな難しいことを考えずに、好奇心の赴くままにいろんな事を知ろうとしていたのに、大人になって、いつしかそんなことも忘れていたな。

人よりよく思われたくて何でも知っているフリをしてみたり、わらかないことを素直に認めることができなかったり、なんとなくでわかったつもりでいたり。

今でこそ、改めて学ぶ楽しさとか、知らない事を受け止める素直さとか、見栄っ張りな自分から卒業していろんなことを受け止められるようになったけど、20代のころは、そんなこともすっかり忘れてた。思い返すと、あぁ、恥ずかしい。

忘れちゃいけない、大切なこと。そんなことを、やんちゃな男の子に教えてもらったのでした。

子どもから教えてもらうこと、いっぱいあるな。

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