早いもので明日から4月。桜も見頃を迎えて、すっかり春になりました。
先週から春休みがはじまり、星空スクール春休みクラスがスタート。今回もたくさんの子どもたちが受講してくれています。
クラスレポートはこちら。
コロナ禍での学校休校を受けて、急遽スタートした小学生向け学びのクラスは、気がつくとスタートから2年が経っていました。
はじまりは、2020年3月。当時は十分に準備ができない中はじめたこともあり、毎日バタバタ。朝、子どもたちがやってきて、少し体を動かした後に午前のクラス。夫が手づくりしてくれた昼食を食べ、午後は図書館ですごしたり、みんなであそんだり、1日があっという間に終わっていきました。
毎日のクラスの準備だけではなく、お昼ごはんの準備もあったので、本当に大変だったなぁ。でも、星空スペースでは、団体予約やイベントでのケータリングをしていたので、その経験が十分活かされました。
昨年頃から春休み、夏休み、冬休みの期間にあわせてクラスを開講。昨年の夏休みクラスからは強力な助っ人にもお手伝いいただき、さらに充実しました。
今は、さらに色々な人の手を借りて、他のプロジェクトも並行して進めています。
「い鉄ブックス」もそのひとつ。日々入る注文の対応だったり、本の出品作業だったり、本当に多くの人に支えてもらっています。
今までだったら「夫婦ふたりでできること」が限界だったけれど、本当に広がりました。
「自分たちだけで、できること」から「誰かと一緒に、できること」へ。ずっと目指していたことが、この数年、形になりつつあります。
「誰かと一緒に、できること」にするために、何が必要か。
当然のことならがコミュニケーションをとることは必要なこと。なにかをお願いする時にその一部分だけではなくて、全体をしっかりと伝えて理解してもらうことを、いつも意識しています。
その時に伝えているのは、「型」と「余白」。
「型」は、ここだけは責任をもってやってほしいことや守ってほしいこと、目的だったり、基礎となること。土台です。
あまりにも自由度が高すぎると、かえって困ってしまうこともきっとある。(私はそういうタイプ)まずは一緒にやる上で、お互い最低限の土台の部分を共有しておくことで、スムーズにスタートが切りたいなと思っています。
最初の「型」をつくってあげて、そこから広げていく。
広げていく部分が「余白」。
一緒に関わる人が気持ちよく仕事ができるにはどうしたらいいんだろう。それぞれの適正にあった、また個性が出せる部分はなんだろう。それが「余白」があるかないかで、きっと大きく変わるのではと思うのです。
土台がしっかりしていればあとは自由でいいよ。そんな自由度があれば、きっとお願いする側もされる側もお互いに気持ちよく進められるんじゃないかな。
日々忙しくなってしまうと、後回しにしがちだけれど、これからもっといろんな人といろんな事をしていく上で、最初の「型づくり」、もっと突き詰めて考えていきたい。
自分のことだけではなく、ほかの人のことも。
「型づくり」をしたいけど、できずにいる人、きっといるよね。