利用者から、参加者、そして企画者へ。

ローカルワーク

「コミュニティづくりに興味があるんです」と、最近よく言われるようになりました。

色々と活動をしていると、さぞ、コミュニティづくりが上手なんだろう、と思われるのですが、いやいやいや…。

これまで経験してきたことを元に、その時々で考えて自分たちが納得してできることをしてきた結果が今なのです。

私たちはただ、楽しいことを一緒に楽しめる仲間が増えるといいなといつも思っています。「いなかにはなにもない」というけれど、だったら自分たちでつくればいいじゃない?そんな想いに共感する人と、一緒に「おもしろいこと」を増やしていきたいと思っているだけなんですよ。

そんな想いで、日々動いているんですが、最近、もしかして人を巻き込むってこういうことなのかなと思ったことがありました。

それは、利用者から、参加者、そして企画者へ、まるで階段を一歩一歩上がっていくように変わっていく人を多く見かけるようになったこと。

例えば、最初は、カフェに来て食事をしていくお客さんだった方。利用いただくたびにお話しをするようになり、イベントも度々参加。色々な人と出会い、交流をしていく中で、自分も何かやってみたい!と、今では、自らイベントを企画するようになりました。

いつも図書館を利用していた方の中にも、「この空間で何かできないかと思って」と、読み聞かせや勉強会などを企画してくださった方もいます。

何かやってみたい!という想いを、応援していったら、新しい機会が生まれ、新しい出会いにつながっていきました。

コミュニティってすぐにできるものではありません。理論ばかりを並べてもちっともうまくいかないし、他の地域で成功したからといって、ここでうまくいくものでもない。その場、その環境に合ったものが、少しずつ広がっていくものなんだと思います。

かつてはその場を利用するだけだった人が、自分のやりたいことを形にしていき、気が付くとしっかりと輪を広げていた。その結果がコミュニティなんですね。

私たちは、そんなコミュニティが生まれる最初の一歩のお手伝いをしているだけのです。

きっかけは、きっと些細なことだけど、自分で見つけるのって実はなかなか難しいからこそ、図書館を利用してみてとか、カフェに来てみてとか、もちろん、シェアハウスに住んでみて、そんなきっかけをここから見つけてもらいたいなと思うのです。

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