街に「開いた場所」ってなんだろう。

ローカルワーク

今日は、「星空の小さな図書館」の開館日。

毎週日曜日と月曜日は、私が、図書館のカウンターに立ちお客さまをお迎えしています。看板ネコのモカとミルクもお出迎え。かなりの気まぐれだけど、お客さまには大人気です。ツンデレなんだけどね。

さて、そんな中、今日、やってきたある客さま。ほとんどの人が車に乗ってやってくるのに、歩いてやってきた様子。

聞くと、最近近くに引っ越してきたものです、と。引っ越し?

あ、しばらく空き家になっていた家だ!とすぐにわかりました。(いなかあるあるネタとして、元々人が少なく、物件の少ない地域では空き家か、人が住んでいる家かすぐにわかっちゃうんです。ご近所の噂は本当に早い)

そういえば、最近人の気配を感じてはいたけれど、当然のことながら接点はなく。「誰だろう。どんな人だろう。」。そんな思いばかりが先行して、正直ちょっと不安もありました。

でも、一度お会いしてお話をすると、そのモヤモヤしていたことがすっと消えていくのだから不思議。あ、こんな方が暮らしていたんだと、なんだかほっとする。

顔の見える繋がりってやっぱりいいものです。

でも、図書館があったことで、こうやって出会えることができたと思うと、「開いている場」って、本当に大事なんだなと思います。こうやって気軽に尋ねることができる場があったからこそ、わざわざ来てくださった。ありがたいことです。

「気軽に立ち寄ってもらえる場」。そう、これが私が一番、大切にしたかったこと。

シェアハウスだけだったら、きっとこんな出会いはないままだった。いくらシェハウスだけを長く続けたとしても、地域の人との接点は持てずにいたかもしれない。

「OPEN」という看板一つでそこからコミュニケーションが生まれ、「図書館」という名前から安心して入ることができる。

カフェでも古本屋でもよかったかもしれないけれど、よりハードルが低く身近な場所として図書館は、本当にピッタリでした。

街と接点ができる場所。「開いている場」だからこその出会い。そんな積み重ねが、地域と人とをつないでいくのかもしれませんね。

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